RETRO ARMS CNC Split Gearbox V2 (8mm) - QSC 2025に対応するアッパー側のギアボックスです。
1回転で2回コッキングする特殊ギア DSG(Dual Sector Gear)または
TSG(Triple Sector Gear)専用に設計されています。
ショートストローク化で使用しない容量分のシリンダーを短縮し、
その分ピストンレールを延長し、ピストンレールの変摩耗を抑制しています。
パッケージには全長52mmのステンレス製専用シリンダーが付属します。
お好みのシリンダーを使用したい場合は、通常の電動ガン用シリンダーを
全長52mmにして装着してください。
ピストンストロークは9枚歯まで対応しています。
9枚歯までならば通常のシングルセクターギアも使用可能です。
2025版で、ギアボックス左右アライメントを調整できる
同社
CNC Lateral adjustment of gearbox alignment に
対応しています。
*注意* 構造が異なるため、2025以前のモデルには使用できません。
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このギアボックスは上部に別売りの
Bearing Rail for V2 DSG Gearboxesを装着できます。
ピストン上部を支えることでピストンレールがギアボックス側と強く擦れるのを防ぎ、
後退する際の抵抗を軽減して少しでもサイクルが向上するように工夫されています。
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全バージョンギアボックス 共通の注意事項
シリンダーヘッドは上記画像のように必ずギアボックスと密着する物をご使用ください。
具体例として、G&G純正シリンダーヘッドは隙間ができるため使用できません。
僅かでも隙間が空いている場合、ピストン打撃を左右の回転止め突起で受け止めてしまうため破損してしまいます。
ギアボックスと密着し、後ろに多少動く程度のクリアランスがあれば理想です。
同様の理由で、ギアボックスとの接触面にOリングやゴムダンパーのついたシリンダーヘッドも
絶対に使用しないでください。
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ギアボックスを固定するM3ねじの締め付けトルクは0.63N・m(メーカー保証値1.2N・m以下)となります。
組み立てにはトルクドライバーの使用を推奨します。
V2はクラシックアーミー製電動ガンならびに東京マルイ純正レシーバーには対応しておりません。
各社メタルレシーバーのように、アッパーレシーバーを前方からスライドして装着するタイプのレシーバーにのみ対応となります。